ガイドの案内で泉山磁石場を見学する旅行会社の修学旅行担当者=有田町

 2016年の熊本地震で減少した九州への修学旅行を呼び込もうと、全国の旅行会社の担当者を招いたセミナーが2泊3日の日程であり、約40人が最終日の3日に有田町や鹿島市の観光地を巡った。

 有田町では有田焼発祥の地の泉山磁石場や江戸時代からの建物が残る町並みを見学。絵付け体験を行った。東京から参加した男性(36)と大阪から来た男性(23)は「佐賀県は自然と歴史、文化がそろうことが魅力。九州各地の平和教育や体験型素材と組み合わせることができる」と話した。

 セミナーは九州観光推進機構が昨年に続いて企画した。今回は佐賀、熊本、大分県を回るコースに、関東、関西などから参加があった。県内では嬉野市に宿泊し、鹿島市の干潟体験プログラムの説明も受けた。

 同機構の上半期のまとめによると、15年には約26万人あった九州への修学旅行が、地震直後の16年には約15万人に減少。17年は持ち直したが、約20万人にとどまっている。

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