活発な意見を出し合う子どもたち=有田町の大山小

 2020年東京五輪・パラリンピックの大会マスコットキャラクターが2月28日、発表された。候補3案の中から全国の小学生の投票で選ばれたのは、市松模様と近未来的な姿が特徴の「ア」の案だった。

 有田町の大山小学校も1月下旬、候補選定のワークショップを開き、クラスの案を決めた。5年1組(30人)は、事前に担任の松田加代子先生からオリンピックとパラリンピックの意義を学んだ。「理念や価値に合っているか」「東京らしさ、日本らしさは」「デザインの良さは」「多くの人に好かれるか」。そんなことをポイントに、6班に分かれて意見を述べ合った。

 それぞれの班が発表すると、圧倒的に多かったのは、招き猫やこま犬をデザインした「イ」案だった。松尾永遠君は「日本らしくていい」。梅崎花愛さんは「パラリンピックでも助け合って頑張ってほしい」と期待を込めた。

 最終結果は違うものに決まったが、みんなで議論したことで、子どもたちは五輪・パラリンピックに「関わり」を持ち、身近な存在として愛着を感じることができたようである。

 有田町は今年、松浦党有田氏の唐船城築城800年で記念事業が行われる。今回のマスコット投票のように、子どもたちも記念行事に「関わっている」と思わせるよう取り組み、ふるさとに愛着を持つことにつながれば、と思う。(地域リポーター・藤泰治=有田町)

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