為末氏の手本をまねながら、練習に取り組む子どもたち=佐賀市富士町の富士運動広場

 陸上男子400メートル障害の元五輪代表で世界選手権銅メダリストの為末大氏を招いた「かけっこ教室」が4日、佐賀市富士町の富士運動広場で開かれた。県内の小中学生約130人が走る姿勢、スタートの仕方などを学んだ。

為末氏は始めに、「耳や肩、膝が一直線になるまっすぐな姿勢を覚えて」と、子どもたちにピンと伸びた姿勢を指導。その後、速度に緩急をつけた変則的なスキップやジャンプで体を動かした。

 クラウチングスタートも練習。「転ぶ寸前の形を作る。前に体の体重を9割かけて」と為末氏が自ら示すと、子どもたちも同じようにまねながら何度も挑戦していた。

 最後には子どもたちからの質問コーナーも。陸上競技の楽しさについて聞かれると、「昨日の自分に勝てる喜びがある。心と体を探求する競技。楽しんでやってほしい」とエールを送った。参加した佐賀大附属小3年の王丸慎也くん(8)は「スタートのときに遅れないようにする方法が分かった」と話した。

 富士町のスポーツ振興を図ろうと、水源地域連携・活性化促進協議会が主催した。

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