県NIE研究会で独自の教材を披露しながら講演する多久島文樹・小城中教頭=佐賀市の佐賀新聞社

 教育に新聞を生かすNIEの実践法について意見交換する県NIE研究会(会長・富吉賢太郎佐賀新聞社専務)の会合が3日、佐賀市天神の佐賀新聞社で開かれた。新聞の教材化に長年取り組む多久島文樹・小城中学校教頭が「新聞は生きた教材~実践的活用法を探る~」と題し講演した。

 多久島教頭は「セレンディピティ(偶然の出会い)」や「フック(ひっかかり)」をキーワードに、「新聞を使い倒す」ノウハウを解説。「先生方が周囲を巻き込んで継続的に取り組めば、必ず広がりができる」と期待を込めて語った。講演を聴いた早稲田大大学院社会科教育専攻の中村桃子さんは「子どもの日常に新聞を刷り込ませる工夫に感心した」と語っていた。

 同研究会は2015年9月に発足した自主的な研修グループ。日本新聞協会が委託するNIEアドバイザーの光武正夫教頭(唐津市厳木中)を中心に会合を続けている。

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