七福神に扮して口上を述べる子どもたち=佐賀市呉服元町の656広場

 地域(ちいき)の伝承芸能(でんしょうげいのう)を知ってもらおうと、「佐賀城下(じょうか)伝承芸能祭」が2月25日、佐賀市呉服元町の656広場で開かれました。太鼓(たいこ)の演奏(えんそう)や子ども七福神などがあり、観客は地域に根付いた多様な伝統(でんとう)芸能を存分(ぞんぶん)に楽しみました。

 県内の各地区で伝承している舞(まい)や伝統行事など8演目(えんもく)が披露(ひろう)されました。大和太鼓(だいこ)保存(ほぞん)会(佐賀市)による演奏は、力強い音の響(ひび)きで観客を引きつけていました。

 「三瀬村子ども七福神」は少子化で行事が途絶(とだ)えていましたが、4年前に25年ぶりに復活(ふっかつ)。墨(すみ)でひげや眉(まゆ)を書いて七福神に扮(ふん)した子どもたちが口上を披露し、愛らしい姿(すがた)に会場は笑顔(えがお)に包まれました。子ども七福神の復活に関わった杠精士郎さん(44)は「七福神の楽しかった思い出を子どもたちにも経験(けいけん)してもらいたかった。おじいちゃん、おばあちゃんは涙(なみだ)を流して喜ぶ行事。今後もずっとつなげていきたい」と話していました。

 イベントは佐賀伝承芸能を顕彰(けんしょう)する会(中尾清一郎(なかおせいいちろう)会長)が主催(しゅさい)し、今年で9回目です。(2月26日付24面)

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