試合前に記念の佐賀牛を贈られる西武の辻発彦監督(右から2人目)と広島の緒方孝市監督(左から2人目)=佐賀市のみどりの森県営球場(撮影・山田宏一郎)

 佐賀県出身監督対決となったプロ野球オープン戦「埼玉西武ライオンズ-広島東洋カープ」が3日、佐賀市のみどりの森県営球場であった。雨が降りしきる中での試合となったが、約1万人がプロ選手の一投一打に声援を送った。 

 試合前のセレモニーでは、西武の辻発彦監督=小城市出身=と広島の緒方孝市監督=鳥栖市出身=が握手。始球式は山口祥義知事が務め、「佐賀に集って戦ってくれる心意気に感動した」と話した。JAグループ佐賀から、佐賀牛10キロがそれぞれに贈られた。

 試合は広島が初回、松山竜平選手の適時打で先制。三回には鈴木誠也選手の2点本塁打を含む打者一巡の攻撃で突き放した。西武は何度も得点圏に走者を送ったが、あと一本が出ず、10-0で広島が勝った。

 県出身者では、西武の永江恭平選手(鳥栖中-長崎・海星高)が九回から出場。妹の百合さん(22)は「打ってくれたら面白かったのに」と三振に悔しさをにじませながらも、「お兄ちゃんのペースで頑張って」とエールを送った。

 辻監督の母校・佐賀東高野球部の江口凌太さん(16)は「県出身監督同士の戦いが、佐賀で見ることができてうれしい」と誇らしげに話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加