贈った車いすに乗る老人ホームの男性利用者を見守る石井啓貴さん(右)=佐賀市の城西中学校

 佐賀市の城西中学校(大藪日左恵校長)の生徒たちが1日、特別養護老人ホームつぼみ荘(同市北川副町)に車いすを1台贈呈した。

 同校であった贈呈式では、前生徒会長で3年の石井啓貴さん(15)が老人ホームの男性利用者(87)と職員に車いすを手渡した。男性利用者はその場で生徒たちが贈った車いすに座り、「乗り心地がいい」と笑顔を見せた。

 同校は1998年からアルミ缶回収を始め、今では地域の住民も協力し活動を続けている。生徒会を中心に夏休みの登校日や11月の資源回収イベント、生徒会の月1回の活動で集め、毎年換金して車いすを贈っている。本年度は車いす3台を購入し、ほか2台は佐賀市の西与賀町と本庄町のグループホームに贈った。

 石井さんは「先輩たちがしてきたことを自分たちもできてよかった。乗り心地がいいという言葉を聞いて安心した。後輩たちにもこつこつ小さな努力をして活動を続けてほしい」と話した。

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