16日に佐賀市文化会館でリサイタルを開く天満敦子

 国際的に活躍するバイオリニスト天満敦子のリサイタルが、16日午後7時から佐賀市文化会館中ホールで開かれる。井上光晴や丸山眞男らに愛された豊かな表現力で多彩な音色を紡ぐ。

 天満は、東京芸術大在学中に日本音楽コンクール第1位、ロン・ティボー国際コンクール特別銀賞などを受賞し、注目を浴びる。1992年に大成功を収めたルーマニアでの公演で、同国の夭逝の天才作曲家ポルムベスクの「望郷のバラード」と巡り会う。日本で紹介したこの曲は評判を呼び、天満敦子の代名詞とも言われる。

 国内外で活躍する傍ら、東日本大震災後は母親の故郷福島を中心に被災地での活動を続け、被災者の心に寄り添いながら演奏を響かせている。

 当日は、憂いをおびた旋律が美しい「望郷のバラード」や、ホルスト組曲「惑星」から「木星」、郷愁誘う小林秀雄「落葉松(からまつ)」などを披露する。

 チケットは全席指定5700円。問い合わせはRO♪ONクラシックの会、電話0952(26)2361。

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