佐賀県警は2日、警部級以上を対象にした208人の1次異動を発表した。刑事部長には松吉昭典生活安全部長が就任する。発令は15日付。組織改編では、サイバー犯罪対策の強化に向け、生活環境課内にあったサイバー犯罪対策室を対策課に格上げする。

 サイバー犯罪対策課は従来の対策室より人員を増やし、捜査部門やデスク業務の充実を図る。専門知識を持った課員が各警察署の指導に当たり、人材育成にも力を入れる。生活環境課内の生活環境特別捜査係は生活安全企画課に移し、環境課の名称はなくす。

 体制面では、ストーカー行為や配偶者らへの暴力、虐待などに迅速に対応するため、人身安全・少年課の人身安全対策支援係を3交代勤務にする。当直時間帯の本部にいる支援係はこれまで1人だったが、新体制では複数人が常駐する。東京五輪・パラリンピックなどに備えたテロ対策としては警備部門を増員する。

 また、取り調べ技術や捜査指揮能力の向上を図るため、刑事企画課の指導係を増やす。

 働き方改革の一環で、捜査や留置部門の警察官も育児休業制度を利用しやすいように、臨時職員を代理で充てるのではなく警察官を配置する。

 警視正ではこのほか、生活安全部長に井手栄治警務部参事官兼首席監察官が就任、警視正任命予定の陣内学生活安全部首席参事官を警務部参事官兼首席監察官に起用する。

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