金塊約206キロが唐津市鎮西町の名護屋漁港に密輸された事件で、佐賀地裁は2日、関税法違反(無許可輸入)などの罪に問われた中国籍の林子忠被告(42)と盛夏被告(46)に懲役2年、罰金50万円、執行猶予3年(求刑2年、罰金50万円)の判決を言い渡した。

 吉井広幸裁判官は判決理由で「金塊を相手船から受け取り陸揚げするなど、重要な役割を担った」と指摘する一方、「首謀者ではなく、手足として利用された面がある」とした。

 金塊の没収については26日、別の中国人被告の判決とともに判断される。

 判決によると、2人は山崎竹助被告(66)=同罪などで公判中=らと共謀し、昨年5月30日、東シナ海の公海上で国籍不明の船から小型船「第三十六旭丸」に金塊を積み替えた。翌31日、名護屋漁港に接岸し、税関の許可を受けずに陸揚げして消費税を免れた。

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