神埼市千代田町の民家に陸上自衛隊目達原駐屯地(神埼郡吉野ヶ里町)所属のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落した事故で、神埼市は2日の市議会一般質問で、けがをした女児(11)を含めた児童生徒へのケアを継続している状況を説明した。

 久保和彦学校教育課長は、千代田中部小と千代田中でストレスチェックを実施し、何らかのストレスを感じていた小学生約60人、中学生約50人のうち、ケアが必要と判断した約60人と面談した経過を報告した。「現在もカウンセリングができる態勢は継続しているが、希望している児童生徒はいない」と述べた。

 2月5日の墜落事故でけがをした小学5年の女児は週に1回程度、放課後に保護者と登校し、補習授業を受けていると説明した。担任らが話を聞くなどして寄り添っているという。

 志岐友宏総務企画部長は「保健師の訪問などを通して心のケアを実施してきた」と答弁し、健康増進課などに市民向けの相談窓口を設けていることも報告した。

 市議会は、住宅密集地での陸自ヘリ飛行回避など6項目を求めて可決した意見書を8日、小野寺五典防衛相に提出する方向で調整している。

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