トイレや風呂を再現した在宅看護用の実習室=小城市小城町の西九州大学小城キャンパス

 西九州大学は2日、小城市小城町で4月に開設する小城キャンパスを地域住民に公開した。5500平方メートルの敷地に校舎3棟を設け、新設する看護学部看護学科の学生(定員90人)が学ぶ。住宅の間取りを再現した在宅看護の実習室など、実践的な看護教育を意識した施設になっている。

 小城市内の区長ら約30人を招待した。旧小城公民館を改築した3階建ての1号館をはじめ、3棟の延べ床面積は約7250平方メートル。4階建ての2号館には在宅看護用にキッチンや風呂、トイレなどを再現し、別室で映像を見ながら学生を指導できる実習室も設けた。3号館の食堂は一般にも開放する。

 小城町の区長会長を務める青栁隆さん(74)は「素晴らしい施設ができた。生活に身近な看護の分野ということもあり、住民は歓迎している。地域に開かれた教育を実践して、期待に応えてほしい」と話した。

 総工費は約20億5千万円。大学の自己資金は約7億1千万円で、ほかは小城市、佐賀県、国の補助金を充てた。入学式は4月4日にあり、小城キャンパスでの講義は10日から始まる。

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