東松浦郡玄海町は2日、総額69億2300万円の2018年度一般会計当初予算案を発表した。特別養護老人ホームの改築を終えて歳出が減り、前年度比10・18%減となった。5日開会の定例議会に提出する。

 7月に町長選を控えるが、岸本英雄町長は「しっかり1年分の予算を組んだ」と説明した。主な歳出は4月から運行する町民無料のコミュニティーバスの委託料937万円、「玄海海上温泉パレア」での温泉掘削事業2億9924万円。

 歳入は、玄海原発施設の固定資産税が減価償却で減ったため、町税が前年度比6・6%減の26億9639万円とした。原発関連の歳入は15・0%減の41億5千万円で、全体の59・9%を占める。ふるさと応援寄付金は8億160万円。

 町は昨年、23年ぶりに地方交付税の交付団体に転じており、今年は3千万円を見込む。3月に再稼働すれば、新たな安全対策施設が固定資産税の課税対象になり、19年度に再び不交付団体になる見通し。

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