JR肥前大浦駅近くにオープンした物産館「隣」。皆さんの生活のお隣にという意味が込められた=太良町大浦

焼きたてのパンも魅力の一つ。手頃な値段で手に入る

 地元の新鮮な野菜や海産物を取りそろえた物産館「隣(となり)」が1日、JR肥前大浦駅前通りにオープンした。第1次産業が盛んな土地柄を生かしてまちの活性化につなぐ。漬物などの加工品のほか、焼きたてパンを販売し「皆さまの暮らしのお隣に」と地域の憩いの場所を目指している。

 事業主は町内の肥前建設(川島新一社長)。自社施工でコストを抑え、低価格を実現している。木造平屋で床面積は約120平方メートル。太良町のキャッチコピー「月の引力が見えるまち」をモチーフに、店先は真ん丸の月をイメージした造りになっている。

 大浦は県境に位置するため町内のほかに長崎の生産者も協力して幅広く産品をそろえた。竹崎カキを販売するいけすも設置した。パン製造は駅前にある系列店「キウイカフェ」。ニュージーランド生まれの品種を使ったキウイロールなどカフェでの試作を経て人気を集めた商品が108円(税込み)で並んでいる。

 1日はオープン前から続々と買い物客が集まった。町内の40代主婦は「野菜が高止まりする中、お財布に優しい。おいしい太良の山と海の幸をPRする場所にもなる」と期待を寄せた。

 物産館は午前9時~午後6時の営業。火曜定休。電話0954(68)2969。

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