「感謝の気持ちを忘れず大事に使いたい」とお礼の言葉を述べる西村聖哉君(右)と小川更さん=有田小体育館

窯元や作家が寄贈した有田焼の手洗い鉢

 老朽化に伴い改築工事を行っていた有田小(樋渡毅彦校長、115人)で2月28日、新校舎と体育館の落成式があった。児童や関係者約300人が、新たな学びやの完成を祝った。

 

 新校舎は延べ床面積2964平方メートル。普通教室棟は木造、校長室などがある管理棟は鉄筋コンクリートでともに2階建て。焼き物の産地・有田らしく窯業室を備え、トイレには地域の窯元や作家13団体個人が寄贈した手描きの手洗い鉢を備える。体育館とともに、町内産のヒノキをふんだんに使い、温かみがある内装となっている。2016年12月に着工した。工事費は約10億9500万円。

 落成式では、児童を代表して6年生の西村聖哉君と小川更さんが「木の香りの中で今まで以上に落ち着いて勉強できる」と感謝の言葉を述べた。山口隆敏町長は明治の学制公布以前に創立された有田小の歴史に触れ、「大いに学び、将来の夢を育んで」と呼び掛けた。新校舎では5日から授業を行う。

このエントリーをはてなブックマークに追加