勇壮な武者や昇竜が描かれた五月のぼりの染め付け作業に追われる絵師ら=小城市牛津町の城島旗染工

 男の子の健やかな成長を願い掲げられる「五月のぼり」の制作が最盛期を迎えている。旗に勇ましく描かれた戦国武将や昇竜がにらみを利かせ、降りかかる邪気を追い払う。

 五月のぼりは江戸時代から始まり、端午の節句の外飾りとして親しまれてきた。佐賀県小城市牛津町の城島旗染工では、染め職人らが筆などで丁寧に染め付け、縦7・5メートル、幅85センチののぼりを仕上げている。のぼりの絵柄は、武田信玄や上杉謙信など戦国武将や中国に伝わる魔よけの鍾馗(しょうき)などが昔から人気だという。

 城島守洋社長(63)は「勇壮なのぼりを掲げてたくましく育ってほしい。揚げてくれた家族の思いも大切にしてくれたらうれしい」と話す。

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