発表された「たらみかん」のシンボルマーク。シトラス会のメンバーや、お茶の水女子大の学生、有田工高の生徒たちがPRした=太良町の道の駅太良

 太良町内のミカン農家や東京の大学生らで取り組んでいる活性化プロジェクトの一環で、公募していた「たらみかん」のシンボルマークが3日、太良町の道の駅太良などで発表された。太良の「太」の字をモチーフに、多良岳から有明海に広がる大地を表現している。ミカン袋にシールを貼ったり、ミカン箱のデザインの一部にしたりして活用する。

 プロジェクトはミカン農家らでつくる「太良シトラス会」を中心に、ミカン好きの東大生らでつくる「東大みかん愛好会」、お茶の水女子大のサークル「Ochas(オチャス)」、有田工高などが参加している。マークの募集や、ミカンを使った料理や商品の開発、ミカン箱のデザイン制作に取り組んでいる。

 マークは876点の応募から、東京都のグラフィックデザイナー石澤修一さんの作品に決定した。人が大地に力強く足を広げ、ミカン栽培に誇りを持って取り組む姿もイメージし、色はオレンジと墨色の2色に絞って良質さや伝統を表現したという。

 会場には、お茶の水女子大2年の浦川美祐さん(19)ら「Ochas」のメンバーも訪れ、レシピ開発に携わったジャムとシャーベットアイスを振る舞った。サイクリングの途中で立ち寄り、アイスを食べた長崎大1年の高島恵輔さん(19)は「意外とミカンの味が濃く、口当たりもよくておいしい。太良のミカンも食べてみたい」と興味を持った様子だった。

 シトラス会の早津昌俊会長(46)は「学生たちからは力をもらっている。マークや商品を生かして太良のミカンを世の中に広め、農家が潤う仕組みをつくっていきたい」と話した。マークの発表は、シトラス会や東大みかん愛好会のメンバーらが東京都内の2カ所でも行った。

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