小倉百人一首かるたのクラスマッチ。冬の体育館の極寒に耐えつつ、白熱のバトルが展開される

 毎年1月に武雄高校の体育館は平安時代にタイムスリップする-。10年以上前から武雄高校の年間行事として行われている「新春かるた大会」。極寒の体育館で行われるかるた大会は、生徒たちの熱狂につつまれる。

 大会はクラスごとに5~7人のチームを作り、トーナメント形式で行われる。読み手は学校の先生方。生徒たちは百人一首を覚え、先生が読む上の句を聞いて次々と札を取っていく。速い人はきまり字を聞いた時点で札を取ることができるほどだ。

 昨年の大会で1年生優勝チームの一員であった松尾うららさんは、昨年のかるた大会を振り返ってこう語る。「優勝が決まった時は、体育館の寒さを忘れるくらい喜びました。百人一首を覚えるのは大変だけど、札が取れた時すごくうれしかったです。友達と百人一首を一緒に覚え合い、クラスみんなで優勝したことは楽しい思い出です」

 このように、新春かるた大会はクラスの親睦を深め、生徒が日本の文化に触れる好機となっている。これからも、武雄高校の伝統行事としてかるた大会を後代に受け継いでいってもらいたい。(2年・森永成美)

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