昼休みも弁当を食べつつキクタンを熟読。片時も離せない

 武雄高の主に2年生では週に1回、英単語の小テスト、通称「キクタン」(英単語帳)テストが実施される。ほかにもいくつかある小テストの中でも、生徒の気合の入れ方は一味違っている。

 1回のテストで覚える単語は40語。そのうち15語がランダムで出題される。テストの日にはみんな「キクタン」を持ち歩き、暇さえあれば声に出したり、友達と問題を出し合う。中には早めに登校し勉強する人も。なぜそれほど力を入れるのか。それには二つの理由がある。

 一つ目は、満点取得者表に名を連ねたいからだ。毎週各クラスには、満点を取得した人の名前と満点取得回数が掲示される。そして、12点未満の点数の生徒に課されるペナルティーが決して甘くないからである。合格点をとれないと、40語をそれぞれ10回ずつ紙に書き、1週間毎日提出しなければならない。

 また、このテストの採点基準はとても厳しい。Hとn、vとrなどの記述が不鮮明な場合は、容赦なくはねられてしまう。そのようなことも考慮しながら、慎重に、手に汗を握りながらキクタンテストの解答用紙に解答を書き込んでいく。それは1週間の中で1番、クラスの空気が静かな闘志に燃える3分間である。(2年・北川真衣)

このエントリーをはてなブックマークに追加