旧富士小の跡地利用について説明を聞く住民たち=佐賀市富士町のフォレスタふじ

 佐賀市富士町の旧富士小跡をスポーツ合宿などの複合施設として整備する市は26日夜、地元説明会を開き、施設周辺にサッカーコートの整備を検討していることを明らかにした。合宿施設を安定的に運営するため、施設から車で30分以内の範囲に競技人口の多いサッカーのできる環境を整える必要があると考えている。

 市と事業を担う民間業者が開いた説明会には住民約30人が出席した。説明によると、複合施設は合宿、企業向けのオフィス、カフェスペース、川遊びができる親水エリアやダンスなどの利用を想定した体育館を設置する。

 業者側は、合宿を利用するスポーツとしてサッカーとフットサルが大部分を占め、施設の合宿定員は150人程度とみている。「事業者側としてはサッカーコートがあることが条件になる。車で30分離れたら他の施設を選ばれる」「2面あれば大会も開催され、150人は埋まりやすい」と述べ、周辺にサッカー場があることが合宿運営のポイントになるとした。

 市企画政策課は「自治会からも周辺整備をするようにと意見をいただいている。コートが複数面取れることがポイント。実現に向け具体的に進めている」と説明した。

 住民からは具体的なスケジュールや予算、説明会の時期についての質問や、冬季の施設利用策を求める意見が出た。市は2020年度に運営を始める計画で進めている。参加した住民は「仮に既存のグラウンドを専用コートにすれば、今まで利用していたほかのスポーツをどこでするのかという課題も出てきそう」と感想を話した。

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