佐賀県は4月から吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)の小中学生の入園料80円を無料化する方針を決めた。国営公園の家族連れの利用促進に向けた国土交通省の1年間(予定)の試行に合わせる。高校生以上の一般は40円値上げして460円となる。料金改定に伴う条例改正案を開会中の2月定例県議会に提案している。

 同公園は弥生時代の環濠(かんごう)集落を復元したエリアなどの国営部分に加えて県営公園も整備していて、一体的に運営している。昨年度の年間入園者数約68万5千人のうち、入園料を徴収した小中学生は1割余りの約8万5千人。乳幼児の無料と65歳以上の200円は変わらない。

 国交省は国営公園の17カ所のうち海の中道海浜公園(福岡市)など入園料を徴収する12カ所で4月から子ども料金の無料化と一般の料金の引き上げを試行する。2020年度に国立公園の年間入園者数を4800万人まで増やす取り組みの一環。昨年度は3898万人だった。料金改定後に利用者の反応や近隣の類似施設の料金を調査して適正な入園料を検討する。

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