発売された小説「かちがらす」(右)と漫画「鍋島直正」

書店に並ぶ小説「かちがらす」と漫画「鍋島直正」=佐賀市のTSUTAYA積文館書店佐大通り店

 幕末の佐賀藩主、鍋島直正を主人公にした歴史小説と漫画が27日、同時発売された。佐賀新聞紙上で昨年6月から今年1月まで連載した植松三十里(みどり)さんの小説「かちがらす 幕末を読みきった男」と、県が昨年6月からウェブサイトで公開した漫画「鍋島直正」で、3月4日には発刊を記念したイベントも開かれる。

 「かちがらす」は、西洋の科学技術を積極的に導入して幕末日本の近代化をリードした直正の生涯を描く。「鍋島直正」は漫画家の太神(おおがみ)美香さんが作画を担当し、県が監修した。単行本にはウェブ未公開の番外編と学芸員の解説を収録している。

 佐賀市のTSUTAYA積文館書店佐大通り店には、話題の本が並ぶ入り口付近のコーナーに「かちがらす」と「鍋島直正」が平積みされた。手にとって眺める客が目立ち、同店によると、午後5時までに合わせて約20冊が売れたという。

 発刊を記念して3月4日午前11時半から、植松さんと太神さん、タレントの陣内孝則さんによるトークショーが佐賀市のゆめタウン佐賀で開かれる。同日午後2時からは市内のガーデンテラス佐賀(マリトピア)でシンポジウムも開催される(申し込みは終了)。

 「かちがらす」は小学館刊、1890円。「鍋島直正」は梓書院刊、540円。全国主要書店とオンラインストアで販売している。

このエントリーをはてなブックマークに追加