佐賀の民謡「梅ぼし」が披露された「梅ぼしまつり」=佐賀市の楊柳亭

 佐賀に伝わる民謡「梅ぼし」を次世代に歌い継ぐ「第45回梅ぼしまつり」が27日、佐賀市の楊柳亭で開かれた。愛好者ら約100人が出席し、庭に咲いた白梅をめでながら唄や踊りなど花柳界の粋を楽しんだ。

 主催した佐賀梅ぼし保存会の中尾清一郎会長が「梅がほころぶ季節に佐賀で歌い継がれてきた“梅ぼし”で、春の訪れを感じましょう」とあいさつした。藤間流師範の藤間円彩さんらが踊りなどを披露し、日本民謡協会の渕英詔さんによる唄の指導もあった。

 「梅ぼし」は明治時代から佐賀の花柳界を中心に歌われた民謡。「しわはよれども あの梅干は 色気はなれぬ 粋なやつ」と、花柳界で年を重ねていく女性の心意気を表現している。

 県内に拠点を置く大手企業の支店長らでつくる「ブランチ佐賀さかえ会」の会員も参加した。

このエントリーをはてなブックマークに追加