規定を変更し、部活動指導員による生徒の大会引率を認めることを決めた県中体連の理事会=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県教育委員会が新年度からの導入を目指している部活動指導員について、県中学校体育連盟は23日の理事会で、連盟主催の大会で指導員による生徒の引率を認めることを決めた。従来の規定を改正し、実施を予定している市町と県の関連予算案が可決されれば、6月から始まる地区大会から引率が可能となる。

 部活動指導員は文部科学省が昨年4月に制度化した。従来の外部指導者では不可能だった単独での大会引率ができるようになったが、実施するには大会を主催する中体連などの規定変更が必要になっていた。

 日本中体連、九州中体連が新年度から引率を認める方針を決めたのを受け、大会開催基準を改正した。地区大会と県大会が対象で、複数校による合同チームの引率も認める。

 教員の長時間労働が社会問題化する中、部活動指導員の導入で引率業務の負担を軽減する狙いがある。渡瀬浩介会長は「生徒の目標で成長の場でもある大会の役割を維持しながら、時代の変化に対応していきたい」と話した。

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