貯蔵庫で出荷を待つミカン。湿気を逃がすため木箱を引き出すなど管理に気を遣う=佐賀市大和町

 佐賀市大和町でミカンを貯蔵庫で熟成させた「蔵出しミカン」の出荷が最盛期を迎えている。同町では約120戸の農家が生産し、高糖度の上級品は「あんみつ姫」ブランドとして高い品質を誇る。

 ミカンは昨年11~12月に収穫。室温や湿度を一定に保ちながら1~4カ月貯蔵すると、酸や余分な水分が抜けて糖度が上がる。生産農家の副島隆男さん(58)は「昨年秋の長雨で例年より量が2、3割少ないが、酸と甘みのバランスは良く、まずまずの仕上がり」と話す。

 福島や長野、東京の市場を中心に出荷は3月いっぱい続く。同町のJAさが大和中央支所構内のまほろば市場や隣接する選果場でも購入できる。

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