トヨタ紡織九州-湧永製薬 後半、鋭いシュートを放つトヨタ紡織九州の中畠嘉之(2)=県総合体育館(撮影・米倉義房)

 第42回日本ハンドボールリーグ第24週最終日は25日、佐賀市の県総合体育館などであり、男子のトヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は湧永製薬(広島県)に21-23で敗れ、今季ホーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。通算成績は5勝4分け14敗。順位は暫定7位のまま。

 トヨタ紡織九州は立ち上がりから相手に先行を許したが、CB金東喆(キム・ドンチョル)を中心に追い上げた。25分にRB松浦慶介の得点で一時は勝ち越しに成功したが、終盤の連続失点で10-12で折り返した。

 後半もCB金を起点に攻め続け、相手の反則による数的優位も生かして中盤に再び勝ち越したが、その後2度の3連続失点で流れを失った。

 トヨタ紡織九州は次週が最終戦。3月3日午後1時から宮城県仙台市の若林体育館でトヨタ自動車東日本(宮城県)と対戦する。

 

“地の利”生かせずホーム最終戦

 “地の利”を生かせず、勝負の厳しさを突き付けられた。今季ホーム最終戦に臨んだトヨタ紡織九州レッドトルネードは湧永製薬に21-23で敗戦。RB中畠嘉之が放った最後のシュートが枠を外れると、勝利を期待した1317人の観客からは大きなため息が漏れた。

 どうしても勝ちたい一戦だった。試合前、これまでチームを支えてきたRB中畠ら3選手が引退を決断。3人にとって家族や同僚を前にした最後の試合で、他の選手たちも「最後は勝利で送り出したい」と、必勝を誓って試合に挑んだ。

 しかし、その思いを結果につなげることはできなかった。序盤からミスが目立ったチームは、徐々に相手の先行を許して劣勢に。現在リーグ得点王のCB金東〓(吉を横に二つ並べる)が8得点と一人気を吐いたが、その後もパスミスが重なって速攻に走れず、得点が伸びなかった。

 試合終了後、人目をはばからず悔し涙を流したRW荒川蔵人は、「技術的にも精神的にももっと強くならないといけない」。次週の最終戦を見据え、「来季につながるゲームにしたい」と気持ちを切り替えた。

 

 ▽男子

湧永製薬

(11勝2分け9敗)23 12―10 21トヨタ紡織九州(5勝4分け14敗)

             11―11 

大崎電気

(17勝2分け3敗)30 17―16 26 北陸電力(2勝20敗)

             13―10

 ▽女子

北国銀行

(20勝1分け1敗)31 15―10 21 大阪ラヴィッツ(5勝16敗)

             16―11

広島メイプルレッズ

(17勝1分け3敗)24 11―9 18 ソニーセミコンダクタ(14勝7敗)

             13―9

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