七福神に扮して口上を述べる子どもたち=佐賀市呉服元町の656広場

 地域の伝承芸能を知ってもらおうと、「佐賀城下伝承芸能祭」が25日、佐賀市呉服元町の656広場で開かれた。太鼓の演奏や子ども七福神などがあり、観客は地域に根付いた多様な伝統芸能を存分に楽しんでいた。

 

 県内の各地区で伝承している舞や伝統行事など8演目が披露された。大和太鼓保存会(佐賀市)による演奏は、力強い音の響きで観客を引きつけていた。

 「三瀬村子ども七福神」は少子化で行事が途絶えていたが、4年前に25年ぶりに復活。墨でひげや眉を書いて七福神に扮(ふん)した子どもたちが口上を披露し、愛らしい姿に会場は笑顔に包まれた。子ども七福神の復活に関わった杠精士郎さん(44)は「七福神の楽しかった思い出を子どもたちにも経験してもらいたかった。おじいちゃん、おばあちゃんは涙を流して喜ぶ行事。今後もずっとつなげていきたい」と話していた。

 イベントは佐賀伝承芸能を顕彰する会(中尾清一郎会長)が主催し、今年で9回目となる。

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