吉野ケ里遺跡の世界遺産登録に向けたシンポジウムで講演する小笠原さん=神埼市中央公民館

 吉野ケ里遺跡の世界遺産登録や博物館建設の実現に向けたシンポジウムが24日、神埼市中央公民館で開かれた。「未来に羽ばたけ吉野ケ里」と題し、約50人の参加者が遺跡の世界遺産登録に向けて、理解を深めた。

 文化財保存全国協議会代表委員の小笠原好彦氏が講演。小笠原さんは、世界遺産に登録される際の手順や登録基準を説明。その上で、登録の際、歴史的な景観など登録にふさわしい要素が維持されているかが求められる「完全性」という概念などを解説した。小笠原さんは「世界遺産に登録するということは、人類の歴史遺産として世界の人たちに永久に継承すること。それによって、その歴史を認識することにつながる」と語った。

 このほか、元佐賀女子短期大学学長の高島忠平氏による講演などもあった。

 シンポジウムは、同遺跡の世界遺産登録を目指している「吉野ケ里を未来につなぐ会」などが主催した。

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