不審な外国人を取り押さえる警察官=佐賀市の佐賀空港

 東京オリンピックやラグビーのワールドカップを控え、首都圏以外の交通機関もテロの標的になる可能性もあることから、佐賀市の佐賀空港で23日、テロ対処訓練があった。県警、税関、入国管理局の三つの機関から約40人が参加し、年々増加する外国人渡航者に備え、連携を確認した。

 訓練は国際線の便で佐賀から入国しようとした外国人が、手荷物の中に爆発物の原材料を隠し持っているという想定で実施された。入国エリアで、大声を上げながら、審査を拒否する外国人役の男性に対し、管理局の職員が口頭審理を行い、入国拒否を決定。手荷物から爆発物の原材料や刃物などが確認され、逃走を図ろうとした外国人を警察官が取り押さえた。原材料が入った荷物は県警機動隊の爆発物処理班が撤去した。

 佐賀南署の川原義之署長は「終始、熱心で真剣な訓練だった」と講評。参加者たちに「いつ何が起こるかわからない情勢。もしテロなどが起こった場合に備えることが重要」と話した。

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