佐賀県鳥栖市内のアスベスト(石綿)製品の工場で働いて健康被害を受けたとして、元労働者や遺族らが国に損害賠償を求めた訴訟の和解協議が23日、佐賀地裁(立川毅裁判長)であり、新たに8人の原告と和解が成立した。金額は2915万円。

 弁護団によると、原告の内訳は元労働者1人と、元労働者2人の遺族7人で、賠償額は労働者1人当たり1430万~605万円。

 原告は5次提訴までで計76人に上り、このうち和解した原告は63人になった。1次、2次提訴の原告で和解が成立していないのは、元労働者1人の遺族2人だけで、因果関係を争っている。4月20日に6次提訴が予定されている。

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