佐賀県伊万里市は、ふるさと納税(ふるさと応援寄付金)の使途指定先にあった「甲子園プロジェクトを支援するコース」を、3月の1カ月間停止する。甲子園に初出場する伊万里高校への寄付と勘違いされ、学校への寄付がその分減る心配があると同校の同窓会から申し入れがあった。

 市は地元からの甲子園出場を目指し、2013年度から競技団体などと連携して甲子園プロジェクトを進めている。

 1月に伊万里高が出場を決めた際、このユニークな事業が注目を集めたことから、市はふるさと納税の寄付者が使い道を指定する選択肢にプロジェクト支援コースを新設した。20日現在、県内外から108件申し込まれている。

 寄付金は地元の中学、高校生を対象にした野球教室や強化試合などに活用され、今回の伊万里高の甲子園出場に関する支援には使われない。一方、学校側の寄付集めは本格化しており、関係者の心配の声を受け、市は寄付受け付けの一時停止を決めた。停止の事務手続きが数日かかるという。選抜高校野球大会は3月23日に開幕する。

このエントリーをはてなブックマークに追加