製作したドレスをバックに

 唐津市桜馬場の学校法人引地学園専門学校「モードリゲル」。生徒たちは映画「花筐(はながたみ)」撮影用の巨大なグリーンスクリーンを製作した。幻想的な唐津くんちの曳山(やま)のシーンはこのスクリーンがあったからこそだ。

 普段は佐賀北高と連携し通信教育で普通課程を履修しながら服飾の専門技術を学ぶ。制服は先輩が体型に合わせて縫製し、新入生はそれを着て入学式に望む。引き継がれている伝統である。

 技能五輪全国大会では過去上位を独占し、国際大会に日本代表として活躍した先輩もいる。1年生の生徒は「まだ自分探しの途中。服飾だけでなく、ここで何かを見つけたい」と話す。一歩、一歩、思いをかたちに。感性を磨く若者たちだ。(地域リポーター・坂田あや子=唐津市)

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