オプティムが進めているITや人工知能の実証実験について説明する友廣一雄取締役=佐賀市の同社本店

 佐賀銀行は17日、店舗運営や顧客サービスの向上を図る行員向けセミナーを佐賀市のIT企業オプティム本店(佐賀大学内)で開いた。ITと金融サービスを融合した「フィンテック」の進化が注目を集める中、包括提携を結ぶ同社の友廣一雄取締役が講演し、金融分野へのモノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)導入の可能性や効果を説明した。

 オプティムはカメラを遠隔操作する自社技術にAIを取り入れ、携帯電話を手にATM操作をする動きなどから振り込め詐欺を防ぐシステムの開発を進めている。友廣取締役は、最適な金融商品や営業方法の選択をAIがサポートする技術開発にも意欲を示し、「佐賀銀行と協力して全国に先駆けたサービスを構築していきたい」と話した。

 セミナーには同行行員ら約50人が参加した。同行は顧客企業の経営能力や成長の可能性に重点を置いた融資にも力を入れており、唐津支店で営業を担当する古賀由美主任(40)は「行員の目利き能力も問われる刺激的な内容で、顧客に興味を持ってもらえる情報もあった」と感想を述べた。

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