参加した子どもたちと交流しながら講演した北澤豪さん(右)=太良町自然休養村管理センター

 太良町青少年育成町民大会が19日開かれ、サッカー元日本代表の北澤豪さん(49)が講演した。サッカーで大切な「リスペクトの精神」を引き合いに、「互いを尊重する環境が個人のチャレンジを生み、ミスを取り返す。分野が違っても同じでは」と語った。

 現役当時のヴェルディ川崎では、練習中の議論が多く、「どういうサッカーをしたいか、自分たちで考え話すことを求められた」と紹介。「『何やってんだ』だけで試合は成立しない」。双方行のコミュニケーションが「最強」と称されたチームの源だった。

 講演の途中からボールを手に「すごく大切なものだけど慣れが怖い。軽く扱ってしまうときがある」と言葉をつないだ。もともと思うようにいかないのがスポーツで「だからこそ、日頃から大事に考えて向き合う。チャンスをつかむために」と結んだ。

 サッカーに打ち込む富永絢也(けんや)君(多良小6年)は「話を聞いてスパイクをしっかり磨こうと思った。中学で早くレギュラーをとれるように頑張る」と笑顔で話した。

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