伊万里市の将来について市民と市議が自由に語り合った=同市大川内町の大川内公民館

 伊万里市議会(前田久年議長、24人)による市民との意見交換会が19日夜、大川内町の大川内公民館を皮切りに始まった。初日は地域住民45人が参加し、少子高齢化が進む市の将来についてテーブルを囲んで自由に語り合った。

「開かれた議会」を掲げて昨年制定した議会基本条例に基づく初めての取り組み。25日までに市内全13町の公民館で実施し、寄せられた声を議会活動に反映させる。

 意見交換のテーマは「将来、わが町や伊万里市がどうあってほしいか」。参加者全員が発言できるよう少人数のグループに分かれて行うと、どのグループからも少子高齢化を巡る不安や要望の声が相次いだ。

 その中には「大川内町のように市街地から少し離れた地域はコミュニティーバスも利用できず、買い物に困っている」「焼き物の店が多いので昼間は若い人もいるけど、ほとんどが市の中心部に住んでいて夜は高齢者ばかりになる。災害が起きた時のことを考えると怖い」といった地域特有の意見も出た。

 前田議長は「多くの意見が寄せられ、地域の身近な課題を具体的に把握することができた。議会として、できることから一つ一つ対応していきたい」と話した。

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