「ハムやソーセージのよさをいかすパンじゃないといけない」と説明する指宿徹さん(右)とNBCラジオ佐賀の諸隈櫻さん=佐賀市三瀬村のハム&ソーセージ イブスキ

一番人気のホットドッグ=佐賀市三瀬村のハム&ソーセージ イブスキ

 NBCラジオ佐賀のリポーター「スキッピー」の収録現場に密着した。19~23日の中継は「春のパンフェスタ」と銘打って、県内各地のパンを紹介。そのうち諸隈櫻さんは、佐賀市三瀬村の「ハム&ソーセージ イブスキ」を訪れ、ホットドッグやホットサンドについて代表の指宿徹さん(57)に話を聞いた。

 「ドイツの味を日本で再現したい」。鹿児島県出身の指宿さんは福岡の大学を卒業後、ホテルなどに食肉加工品を納める会社に就職。仕事での功績が認められ、2週間ドイツへ行くことになった。ドイツで食べたソーセージは、ハーブの香りが鼻に残り、そのおいしさに感動したという。帰国して、その味を伝えたいと退社し、福岡市で修業。その後、再びドイツの各町でハムやソーセージを食べ歩き、福岡市で自分の店を構えた。

 1996年に開店した同店のホットドッグは「ヴラートヴルスト」と呼ばれるドイツ名物のソーセージが目を引く。かぶりつくとパリッと音が響き、肉のうま味が広がる。一方、パンの味は控えめで、パンの持つ小麦粉の風味や甘みがソーセージの味を引き立てる。

 パンは福岡で店を構えるオーストリア人のパン職人から届けてもらっており、「ドイツでは出来たてのパンと作りたてのソーセージを適度に焼いて出す。これが一番おいしいと信じている」と指宿さん。「びっくりするようなおいしさじゃないかもしれないけど、家に帰ってまた食べたいなと思うようなものを作りたい」と笑顔で話した。

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