1年学んだ作法披露 昭和幼稚園

保護者に振る舞う抹茶を、茶せんでかき混ぜる園児たち=唐津市の昭和幼稚園

 園児が保護者に抹茶を振る舞う卒園茶会が15日、唐津市北城内の昭和幼稚園(坂本多津子園長)であった。子どもたちは、1年間学んだお茶の作法を披露し、保護者をもてなした。

 園児が「今日は来てくれてありがとう。心を込めてお茶をたてます」と元気よくあいさつ。保護者と一緒に絵付けした茶わんに茶をたて、「どうぞ」と振る舞った。園児が保護者に、器の持ち方を教える場面もあった。

 後藤珠里さん(29)は「おしとやかに歩く姿に成長を感じました。頼もしいです」とほほ笑んだ。娘の阿梨司(ありす)ちゃん(5)は「緊張したけど、お母さんがおいしいと言ってくれてうれしかった」とはにかんだ。

 情操教育の一環として年長組の園児に茶道を教えており、茶会は3日間にわたって行い、約100人が参加した。坂本園長は「日本の伝統文化を通し、思いやりの心を育ててくれたら」と話した。

 

茶せん上手に使い 布津原幼稚園

お茶を点てる園児たち=鳥栖市の蔵上公民館

 鳥栖市蔵上の布津原幼稚園(緒方友子園長)の「ひな祭りお茶会」が20日、近くの蔵上公民館であり、年長児33人が母親らにお点前を披露した。

 礼儀作法を学び、小学校入学後も先生の話を静かに聞くことのできる習慣を身につけてもらおうと、卒園前に続けている伝統行事。今年で18回目。

 有馬藩ゆかりの表千家不白流師範の岩嵜和子さん(79)=久留米市=から指導を受け、昨年10月から週1回のペースで練習してきた園児たちは、毛せんの上に正座し、茶せんを使ってお茶をたてた。

 保護者は子ども一人一人の成長を感じ、「結構でございます」とお礼を述べると、園児たちはにこにこしていた。会場には園児手作りのひな人形も飾られた。お茶会は22日も開かれる。

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