バケツに入った水を豪快に掛け合った男衆=神埼市千代田町の大島地区

 神埼市千代田町柳島の大島地区で17日、伝統の「水かけ祭り」が行われた。締め込み姿の男衆11人が気温が下がり始めた夕刻に、クリークからくみ取った水を勢いよく掛け合った。

 同地区で、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願って300年近く続いている伝統行事。英彦山神社(福岡)を参拝する1カ月前に身を清める儀式として受け継がれてきた。

 日が沈み始めた午後6時前、バケツを持った男衆がクリーク周辺にぞろぞろと集まった。両端に分かれると、全員がクリークの水をバケツにくみ、威勢のいい声を上げながら相手を目がけて何度も掛け合った。

 会場には多くの地区住民も足を運び、「パパ頑張って」「もっともっと掛けんか」ともり立て、自ら水を浴びに行く子どもの姿も。水が高く舞い上がる様子や水しぶきが上がる瞬間を、集まったアマチュアカメラマンが写真に収めていた。

 5回目の参加という藤原健太さん(28)は「寒かったけど最高。病気がないように1年を過ごしたい」と話した。

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