災害救助訓電に臨んだ佐賀広域消防局の高度・特別救助隊と神埼、鳥栖の両署員=神埼市の神埼町保健センター

 佐賀広域消防局の高度・特別救助隊と佐賀県警は19日、神埼市の旧神埼町保健センターで災害時における合同救助訓練を行った。28人が2班に分かれ、要救助者を救い出すために建物に穴を空ける「開口部作成」を中心に、真剣な表情で臨んだ。

 倒壊建物からの救助訓練を消防と県警が合同で行うことで、大規模災害時の相互の連携強化や知識の共有などを図ることが目的。3月に解体が予定されている旧神埼町保健センターを利用した。

 訓練は、震度6強の地震で建物が倒壊し、人が取り残されているという想定。まず、床に直径数センチの穴を空けて要救助者の位置を小型のカメラで確認し、エンジンカッターなどを用いてコンクリートの床を慎重にくり抜いた。

 高度救助隊の石丸央嗣隊員(31)は「コミュニケーションを取って連携することを心掛けた。今後も顔が見えるような関係性を構築していきたい」と意欲を語った。鳥栖署警備課の平石伸太郎巡査部長(32)は「災害はいつ、どこで起きるか分からない。救助の工程や安全管理の方法を共有できるようにしたい」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加