手の甲に貼ったLEDディスプレー=14日、東京都文京区の東京大

 伸び縮みするLEDディスプレーを手にする東京大の染谷隆夫教授=14日、東京都文京区

 薄く伸び縮みして体にぴったりと貼り付けられる発光ダイオード(LED)ディスプレーを、東京大の染谷隆夫教授(電子工学)らのチームが開発した。ファッションや医療関係の応用を目指している。

 同じく体に貼り付けるセンサーと組み合わせて、心電図の波形を表示するシートも試作した。染谷教授は「スマートフォンやタブレットの代わりに情報を表示するような使い方もできる」と話している。

 ディスプレーの厚さは1ミリ。伸び縮みするため動画の表示部分は縦3・8~6・4センチ、横5・8~9・6センチ。最大で名刺程度の大きさになる。

 非常に薄くのばしたゴムシートに、赤く光る小さなLEDを384個載せている。しわが寄ったような加工をしたことで、1万回伸縮させて実験してもLEDは壊れずに動画を表示できた。

 バッテリーが別に必要で、共同研究者の大日本印刷が小型化するなど改良し、3年後に数万円程度の価格で商品化したいとしている。

このエントリーをはてなブックマークに追加