大会6連覇を果たした小城市チーム=佐賀新聞社

 第58回郡市対抗県内一周駅伝大会(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会主催、ネッツトヨタ佐賀特別協賛)は18日、3日間に及ぶ熱戦の幕を閉じた。6年連続7度目の優勝を飾った小城市は全33区間中、16個の区間賞を獲得。2位佐賀市がコースを間違って約2キロ長く走ったこともあり、6分28秒の大差をつけた。

 小城市は、ニューイヤー駅伝出場のひらまつ病院の選手を中心に層の厚さを見せつけた。第2日の思わぬブレーキで目標に掲げた3日連続の日間賞こそ逃したものの、第1日の前半に主力を投入してリードを奪い、全く危なげなかった。

 特に圧巻だったのは、第1日前半の2区(鳥栖-上峰、12・0キロ)と第3日前半の24区(唐津-相知、14・4キロ)を制した梶原有高(ひらまつ病院)。佐賀市のエースを引き離し、ひとりで計1分9秒の貯金をつくった。

 6年ぶりの優勝を目指した佐賀市は、昨年に続き2位に甘んじた。初日1区(基山-鳥栖、8・3キロ)の嘉村大悟(東海大)がトップに立ち、絶好のスタートを切ったが、その後のコースアウトで流れを失った。嘉村や北村宙夢(日本文理大)ら大学生の奮闘に加え、大久保麻紀(清和高)、渡辺夕奈(同)らが走った女子区間でも追い上げたが、逆転には至らなかった。

 3位には昨年6位の鳥栖市が躍進した。光延誠(早稲田大)、宗直輝(神奈川大)ら鳥栖工高出身者ら5人の大学生が躍動。先輩の背中を追いかけるように鳥栖工高勢も好走し、23年ぶり3位入賞の原動力となった。

 3日間通して安定した成績を残した伊万里市が4位。5位には唐津・玄海が続いた。

 今大会から最終日後半のコースを一部変更。好天にも恵まれて、新コースの沿道にも地域の人々や駅伝ファンの姿が途切れなくあった。順位、記録の更新や選手確保に苦心するなどチーム事情はさまざまだが、大会を終えた今こそ、13本のたすきに込められた地域の思いを再確認して、また練習に励んでほしい。来年の大会のさらなるレベルアップを期待したい。

 

◇第58回大会の成績

(1)小城市     14時間13分53秒 (1) →

(2)佐賀市     14時間20分21秒 (2) →

(3)鳥栖市     14時間48分47秒 (6) ↑

(4)伊万里市    14時間52分54秒 (5) ↑

(5)唐津・玄海   14時間54分11秒 (3) ↓

(6)杵島郡     15時間 8分46秒 (4) ↓

(7)三養基郡    15時間12分21秒 (7) →

(8)神埼・吉野ヶ里 15時間20分21秒 (10)↑

(9)嬉野・太良   15時間25分34秒 (9) →

(10)武雄市    15時間39分21秒 (11)↑

(11)多久市    15時間56分46秒 (12)↑

(12)鹿島市    16時間4分25秒  (8) ↓

(13)西松浦郡   16時間17分52秒 (13)→

※カッコ内は前回大会順位

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