地元産品を生かして伝統のおろしばた汁を作る子どもたち=七浦小学校(提供写真)

 鹿島市の七浦小で18日、親子で協力して七浦の伝統の味に挑む郷土料理教室があった。6年生と保護者の約70人が参加し、粗くすった大根やカキが入ったみそ汁「おろしばた汁」や、地元の有明海ののりを使った巻きずし作りを楽しんでいた。

 「おろしばた」という特製の道具を使って大根をおろすと、通常より粗く、粒が大きくなる。大根の甘みを残し、まろやかな歯触りに仕上がる。地元の七浦地区婦人連絡会のメンバーの指導で子どもたちは白菜をせん切りにしたり大根をおろしたりして、調理した。全長23・3メートルのロング巻き寿司にも挑戦し全員で持ち上げて完成を喜んだ。

 6年生の松本丹湖(にこ)さん(12)は「大根おろしの食感がよくておいしかった。ちぎれないようにタイミングを合わせた巻き寿司はみんなで心を一つにできて、楽しかった」と笑顔を見せた。七浦公民館が主催し、1987年から毎年開かれている。

このエントリーをはてなブックマークに追加