県内の小学6年生が新聞記事を読んで、感想をつづる冬休みの自由学習企画「チャレンジ3days」(佐賀新聞販売店会、佐賀新聞社主催)の最終審査が19日、佐賀市の佐賀新聞社であった。最優秀賞に田中千裕(ちひろ)さん(西与賀小)、佐々木理人(りひと)君(基山小)、中島美希(みき)さん(鍋島小)の3人が選ばれ、それぞれ記事に対しての的確な分析や深い読解力が高い評価を受けた。

 

 最優秀賞のうち、佐賀新聞社賞の田中さんは企業の働き方改革や人手不足の記事を読み、主婦や高齢者を取り込んでの雇用充実を訴えた。県教育長賞の佐々木君は箱根駅伝の記事に勇気をもらい、「必死になって中学生活を頑張りたい」と記した。県PTA連合会賞の中島さんは訪日外国人増加について、民泊普及の必要性に言及した。

 審査会では6人の審査員が意見を交わし、審査委員長を務めた佐賀大の中村尚志准教授は「社会問題を多面的に考えることができている」、県学校教育課の有馬ゆかり指導主幹は「読みたくなるような、秀逸なタイトルが多かった」と全体を講評した。

 同企画は新聞記事を三つ選んで、生徒が感想や意見を書き、文中の語句や漢字を調べ、保護者がコメントをする。参加者の社会問題への関心や読解力を高める目的で、県全域の取り組みになって6年目。参加校数は118校で人数は5248人だった。(諸岡佳紀)

 その他の受賞者は次の通り(敬称略)。

 ▽優秀賞 平田健人(思斉)大鋸理乃(武雄)小宮妃奈(鬼塚)福山陽菜乃(鏡山)日高小陽(玄海みらい)徳渕雅(鳥栖)山下こはる(同)岩永ナミ(伊万里)木室明菜(六角)永吉壱伍(七浦)▽特別賞 毛利友香(江北)

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