29区で高校生1位の走りを見せた伊万里市の牧瀬圭斗(中央)

 最終日後半スタートの29区。小城市の溝田槙悟(戸上電機製作所)に続き、伊万里市の牧瀬圭斗(白石高)が中継所に飛び込んだ。高校生が出走できる4区間のうち最長の10キロで、ライバルに10秒の差をつけて高校生エース対決を制した。

 中盤で小城市に先行を許すと、2位争いは佐賀市の西久保遼(鳥栖工高)と一騎打ちになった。西久保は都道府県対抗駅伝で一緒に戦った仲間だが、県高校駅伝で敗れたライバル校の主力選手。「負けたくない」。8キロ地点で前に出ると、徐々に引き離した。

 高校駅伝の県大会以降、「全国に行ける最後のチャンス」と都道府県対抗駅伝を見据えて奮起。走るフォームを見直し、質の高い練習に取り組んで自己ベストを15秒縮めた。メンバーに選ばれたが、高校生の長距離区間を担ったのは後輩の西久保。任された区間で5人抜きしたものの、悔しさも残った。

 その西久保を抜いて区間2位。ただ、「区間賞もとりたかった」と満足はしていない。大学で陸上を続け、「もっと成長したい」と力を込めた。

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