感謝状を受け取った御厨悟さん(左)と妻の喜代美さん(右)=佐賀市の佐賀南警察署

 佐賀南署(川原義之署長)は15日、路上で衰弱した80代の男性を保護したとして、佐賀市東与賀町の農業御厨悟さん(60)と妻喜代美さん(59)に感謝状を贈った。2人は「あの状況だったら、誰だって声を掛ける。当然のことをしただけ」と口をそろえた。

 御厨さん夫婦は、1月31日午後10時ごろ、新年会を終え、自宅に帰るため車を走らせていたところ、路上に座り込んでいる男性を発見。当時は気温が5・7度と冷え込む中、男性は薄着で、手足にけがを負っていたという。

 県道は夜になると、人や車通りが少なく、「こんな時間に人がいるのはおかしい」と感じた2人はすぐに声を掛け、110番した。車内にあったジャンパーを男性にかけ、保護した。男性は命に別条はなく、無事身内に引き取られた。

 川原署長は「人との関わりが少なくなり、見過ごす人も多い中で、よく通報していただいた」と感謝。「お二人の思いやりや行動力はすばらしい。警察官にとっても模範になる」と称賛した。

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