地層を掘り中から出てく遺物から時代を類推する子どもたち=佐賀市川副町・諸富町の三重津海軍所跡

 「さが科学少年団」による発掘調査体験会が18日、世界遺産に指定されている三重津海軍所跡(佐賀市川副町、諸富町)であった。会員やその家族ら約40人が、材木小屋があったとみられる現場付近で、地中に埋まる木のくいや貝殻を発掘した。

 材木小屋は船の材料になる木材を置く場所で、1850年代ごろの地図に破線で場所が記されている。昨年度からの調査で同所から大型の建築物跡が見つかり、本年度は建造物の大きさなどを調べる調査を行っている。子どもたちは佐賀市教育委員会の職員から説明を聞き、ヘルメットをかぶって現場に向かった。

 「どうやって時代を特定するのかな?」など職員の問いかけに子どもたちは頭をひねり、地層を削った。

 土から出てきた遺物を見て「プラスチックはいつからあるの、おじいちゃんの時代?」など親子で語り合いながら発掘を体験していた。地中に埋まるくいを掘り出し、くいの下に埋まっている貝殻を洗い出して、「昔の人が砕いて埋めたのかな」などと幕末の時代に思いをはせた。

 体験した久保泉小3年の石橋尚征さん(9)は「土が時代によって全然違うことがわかって面白かった」と話していた。

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