2日目最長区間で区間賞の走りを見せた佐賀市の吉岡幸輝(中央)=15区(撮影・米倉義房)

吉岡勢い呼ぶ快走

 

 首位小城市と6分19秒差で2日目のレースに臨んだ佐賀市は、前後半ともにトップでゴールし、日間賞を獲得した。2分近く縮めたが、累計の差は4分22秒。大町信二監督代理は「あと30秒縮めたかった。3分台が理想だが、それでも逆転可能な差になった」と気持ちを切り替えた。

 序盤から小城市とのつばぜり合いが続いた。勝負が動いたのは前半アンカーの15区。吉岡幸輝(順天堂大)が13秒差の2位でたすきを受け取ると、「積極的なレースを」と飛ばして追いついた。上りで仕掛けたが、すぐに差を詰められ離すことはできなかった。

 「リラックスして切り替えよう」。1度ペースを落とし、自分のリズムを整えると、平地でじわじわペースを上げ、引き離した。前半で1分25秒の差に大町監督代理も「予想以上だった」と声を弾ませた。

 後半はチームの中核を担う2選手がレースを締めた。初日に区間賞をとった山崎智裕(九州大大学院)がスタートの16区で区間新の走りを見せると、樋口秀星(佐賀中部病院)は最後の23区で苦手なアップダウンが続くコースにうまく対応。区間順位は2位だったが、ここでも区間新を出し、日間賞に貢献した。

 「全員が攻めの走りをしたことで最終日に向けて弾みになった」と大町監督代理。最終日は強力な高校生もそろう布陣で逆転を狙う。

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