トヨタ紡織九州-北陸電力 前半、トヨタ紡織九州のRW鈴木済がシュートを決め、9-8とする=神埼市の神埼中央体育館

トヨタ紡織九州-北陸電力 前半、シュートを放つトヨタ紡織九州のPV酒井翔一朗=神埼市の神埼中央体育館

 第42回日本ハンドボールリーグ第23週第1日は17日、神埼市の神埼中央公園体育館などであり、男子のトヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は北陸電力(福井県)を30―22で下した。通算成績は5勝4分け13敗で、順位は暫定7位のまま。

 CB金東〓(吉を横に二つ並べる)(キム・ドンチョル)の3連続得点などで好調な滑り出しを見せたトヨタ紡織九州。その後、8―8の同点とされたが、RW鈴木済らの得点でリードを広げて14―10で前半を終えた。後半はLB朴永吉(パク・ヨンギル)やPV酒井翔一朗らが得点を挙げ、守っては岩下祐太、小峰大知の両GKが好セーブを見せてしのいだ。

 トヨタ紡織九州は第24週最終日の25日午後3時から、佐賀市の県総合体育館で湧永製薬(広島県)と対戦する。

 

 ▽男子

トヨタ紡織九州(5勝4分け13敗)30{

14―10

16―12

}22 北陸電力(2勝19敗)

 

■白星にも手応えと課題

 

 「結果的に攻撃は30点を取り、守備は25点以内に抑えた。だけど、もう少しスカッと勝ちたかった」。北陸電力に8点差をつけて勝ったものの、トヨタ紡織九州の石黒将之監督は満足しきれない表情を浮かべた。

 「ノーマークのミスはあったけど、得点は取れている」とPV酒井翔一朗。好調を維持するCB金東〓(吉を横に二つ並べる)を軸に、速攻やサイド攻撃をうまく使って攻め込み、一度もリードを許さなかった。指揮官が「直近の試合は失点が多かった」と指摘した守りも目標の25失点以内には抑えた。ただ、酒井は「守っても守っても打たれている。最後の詰めが甘い」と厳しく見つめる。

 一方、収穫もあった。途中からコートに立った選手が奮闘。RW鈴木済は3得点を決めて通算得点を501に伸ばし、終盤出場したGK小峰大知は好セーブでもり立てた。「ちょっとずつ、全体的にレベルは上がっている」。指揮官は一定の手応えを口にした。

 チームは約2カ月半ぶりに今季5勝目を挙げた。酒井は「プレーオフには進めないけれど、1年の締めくくりとして、地元への恩返しの気持ちを見せる」と、25日のホーム最終戦での勝利を約束した。

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