記者会見してキッズウイーク創設を発表する小松政市長(右)と浦郷究教育長=武雄市役所

 夏休みなど小中学校の長期休暇の一部を別の時期に分散する「キッズウイーク」を、武雄市が創設する。2学期制の節目となっている10月の3連休直前の10月5日を休みにして、4連休にする。関係機関に職場体験実施や保護者の有給休暇取得への協力などを呼び掛け、「大人と子どもが向き合う機会」を設ける。

 キッズウイークは、政府が「休み方改革」の一環として来年度からの創設を提言した。子どもに家族と過ごしたり、地域行事に参加できる時間を設けたりするとともにに、学校休業日の分散や有給休暇の取得促進を狙う。自治体が独自で休みを設ける。

 武雄市は、学校行事などを決める検討委員会などで協議し、2学期が始まる直前の3連休(10月6~8日)の前日を休業日にして4連休を設定した。これに伴い、夏休みを1日短縮する。短縮日は今後詰める。今年の状況を見て、次年度以降の時期や期間などを検討する。

 企業や事業所には商工会議所などを通じて、職場体験・見学会や有給休暇取得への協力を呼び掛ける。子ども関係施設には、料金割引やイベント開催などを要請する。市も職場体験やこども図書館でのイベントなどを計画する。

 保護者が休めない子どもに対応するため、放課後児童クラブの朝からの開設や公民館などに子ども教室の開催なども呼び掛ける。

 小松政市長は「親子や家族が絆を深め、地域を学ぶきっかけにしてもらいたい。有給休暇取得が広がることで、『働き方改革』にもつながる」と話す。

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