小城市の梶原有高(左)が大西毅彦にトップでたすきをつなぐ=2-3区中継所

■後続も奮起5連続区間賞

 小城市と刻まれた茶色のたすきを右手で受け取ると、「後は任せろ」と言わんばかりに一気に駆けだした。各チームのエースが集う2区(12・0キロ)で梶原有高(ひらまつ病院)が区間タイ記録の快走。ニューイヤー駅伝で1区3位と奮闘した逸材が期待通りの活躍を見せ、チームは目標の6連覇に好発進した。

 先頭の佐賀市から4秒差の2位でたすきを受け取ると、いきなり飛ばした。入りの1キロを2分54秒。前を行く北村宙夢(日本文理大)の粘りをものともしない軽やかな走りで一気に先頭に立った。さらにペースを上げて格の違いを見せつけた。

 梶原は“見えない敵”とも争った。「ライバルは鳥栖の光延誠(早稲田大)」。一人旅になった後も監察車の野田正一郎監督から「(光延と)20秒差を付けたぞ。もっといけ」とげきが飛び、それに応えるように軽快にピッチを刻んだ。

 梶原の好走で勢いを得たチームはここから加速。2~6区の5区間連続区間賞で2位以下を圧倒し、今大会掲げる「3日間すべて日間賞」という目標に向けて確かな手応えもつかんだ。

 「初日を取れたことは大きい」と野田監督。「油断せず、第2日もベストの布陣で挑む」と話す表情に隙は見当たらない。

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